2010年10月

2010年10月29日

医師不足解消に「電子診療鞄」の医療実験開始

 本日のケアマネジメントオンラインの情報です。医療の世界はまだまだITの

活用が遅れてますからね。こういう分野こそ、一般の企業とタッグを組んで推進

していくべきだと思います。内容は下記の通りです。

『離島・へき地などでの医師不足解消の手段の一つとして、過疎地医療、訪問診療・検診・救急・災害時等で使用できるようにするモバイル医療情報通信システム「電子診療鞄」の開発研究を進めてきた東北大学は、10月18日より沖縄県の宮古島の診療所などで離島実証実験を開始した。
厚生労働省の調査結果「病院等における必要医師数実態調査の概況」(9月29日発表)にて、初めて明らかになったように、日本では医療資源配分の地域偏在が著しく、地域医療格差が大きな問題になっている。
「電子診療鞄」は、モバイル通信系により、いつでもどこでも医療情報を伝送することができる遠隔医療システムで、医師の代わりに看護師が持参して患者宅に赴き、病院や診療所にいる医師に患者の高画質映像および生体情報をオンラインで送ることにより、対面診療に近い環境を作るシステムで、コンセプトは次の4つ。
・訪問看護師が電子診療鞄を持参、在宅療養者の居宅を訪問
・在宅療養者の動画像データおよび生体情報を診療所にいる医師に伝送
・伝送された情報を用いて,医師が在宅療養者を診察
・必要に応じて医師は看護師に指示

モバイル通信で使用できることで、患者宅にインターネットアクセス環境がなくても携帯電話やPHSで患者データが伝送でき、さらに救急車で患者を搬送中であってもリアルタイムで患者の状態をモニタリングすることが可能となる。
離島環境では、移動に伴うコストや時間など地理的条件により医師の訪問診療が困難な場合が多いため、直接医師が患者宅に行かなくても、看護師が電子診療鞄を持参することで、患者の状態を高画質画像と各種生体情報から知ることができ、万一、病状が判断しがたい時などは、本土の基幹病院へ取得したデータを伝送し、専門医の意見を仰ぐこともできる。また、すぐ基幹病院に搬送する必要がある場合には、患者のリアルタイムデータを送ると共に、船舶やヘリコプターによる搬送の手配をすることも可能となり、時間の短縮にも大きく貢献できる。』

doctor_b3 at 10:33|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2010年10月25日

日本人ゲノムを初めて解読、医療への応用に期待 理研チーム

 本日の産経新聞の記事です。ヒトゲノムの解析は今後の治療に画期的な進歩を

もたらすと期待されています。今後飛躍的に研究が進むことを期待します。内容

は下記の通りです。

『日本人のゲノム(全遺伝情報)を理化学研究所のチームが高精度に解読し、24日付米科学誌「ネイチャー・ジェネティクス」(電子版)に発表した。日本人の個人ゲノムの解読結果が発表されるのは初めて。患者の個性に合わせたオーダーメード医療や日本人のための病気の研究につながると期待される。
 理研チームは、超高速でDNAの塩基配列を読み解くことができる次世代シークエンサー(解析装置)を使って、典型的な日本人男性のゲノムを昨年1月から約5カ月かけて解読。2003年に国際プロジェクトで解読されたヒトゲノムの配列や欧米、アフリカ、中国、韓国人のデータと比較した。
 その結果、約30億対の塩基配列のうち、99%以上が国際プロジェクトのヒトゲノムの配列と一致したが、既存データにない約300万対の塩基配列が新たに見つかった。また、従来知られていなかった塩基の個人差が約40万個あった。
 ゲノムは究極の個人情報といわれ、近い将来、解読費用は10万円程度まで下がると予想される。日本人のゲノム特性を見いだすには最低でも数十人分のデータが必要という。
 角田達彦・理研ゲノム医科学研究センターチームリーダーは「病気のなりやすさを知るには、研究が相当進まないといけない。情報保護の体制も未整備だ。興味本位で個人のゲノムを解読しない方がよい」と話している。』



doctor_b3 at 09:34|PermalinkComments(0)TrackBack(0)コンサルタント日記 

2010年10月21日

75歳以上の国保料、10年後は2万2千円増

 本日の読売新聞の記事です。試算はその通りかもしれませんが、年々社会保障

費は上がるわけで、結局どこが、誰が負担するかになります。保険制度だけでな

く、医療・介護制度全体を考えながら、これからのあり方を検討する必要があり

ます。内容は下記の通りです。

『政府が後期高齢者医療制度の代わりに検討している新制度について、厚生労働省の試算が20日、明らかになった。
 国民健康保険(国保)に移る75歳以上の約1200万人の平均保険料は2020年度に年8万5000円となり、現在より2万2000円増える。
 厚労省は2013年度から始める予定の新制度の中間取りまとめで、後期高齢者医療制度の1400万人のうち1200万人を国保に、200万人を大企業の健康保険組合(健保組合)など被用者保険に移ってもらうことを決めている。
 現行制度では、75歳以上の平均保険料は年6万3000円。現行のままだと、2013年度に6万8000円、20年度に8万7000円となる見込みだ。これが新制度になった場合、13年度は2000円増えるものの、20年度には2000円抑えられるとしている。
(2010年10月21日09時02分 読売新聞)


doctor_b3 at 09:39|PermalinkComments(0)TrackBack(0)コンサルタント日記 

2010年10月18日

医療ミス、5年で7件 2人は死亡 東大阪市立総合病院

 先週末の朝日新聞の記事です。東大阪市立総合病院は私もよく知ってる病院ですが、記事を読み正直驚いています。何が原因かははっきりしていませんが、ミスが立て続けに起こっているというのは、やはり体制に不備があるのではないかと思います。送球に対策を立てて再発防止に努めてほしいですね。良い病院だと思っていますので非常に残念です。内容は下記の通りです。

『東大阪市の市立総合病院で酸素マスクに酸素が供給されない医療ミスがあり、呼吸困難で救急搬送された男性(当時59)が死亡した問題で、同病院の森岡義裕事務局長は14日、市役所で報道陣に対応した。2005年度以降、7件の医療ミスがあり、この男性を含む2人が死亡、4人に後遺症が残っていることを明らかにした上で「いずれも気をつけていれば防げた単純ミス」と謝罪した。
 森岡事務局長は、「あってはならないことで再発防止に努める」と苦渋の表情で話したが、「なぜ単純ミスが続くのか」との問いには「分からない」とだけ答えた。
 病院側によると、死亡した男性の近くにはマスクに酸素を供給するバルブが二つあり、処置にあたっていた医師と看護師の計4人のうちだれかが、男性のマスクにつながっていない側のバルブを開けていたという。7分後に医師が気づくまで酸素が供給されず、意識不明となった男性は約10カ月後に死亡した。病院側は「ミスと死亡との因果関係ははっきりしないが、ミスが症状悪化の要因になったことは確かだ」と説明している。
 同病院では06年夏、吐血して救急外来を受診した男性(当時80)の検査結果で胃がんの疑いが指摘されているのを医師が見落とし、男性は2年4カ月後に胃がんで死亡。市が遺族に慰謝料など2300万円を支払うことで両者が合意したという。
 病院側は今回の医療ミスについて「市議会で報告した」と説明したが、記者会見などは開いていなかった。今後は「速やかに公表するようにしたい」としている。
 同病院は573床。内科など22科があり、09年度の1日あたりの外来患者数は約1444人。』


doctor_b3 at 09:38|PermalinkComments(0)TrackBack(0)コンサルタント日記 

2010年10月14日

民主 社会保障と税制の調査会

 昨日のNHKニュースの内容です。何度かブログでも触れてますが、今後の超高

齢化社会の到来を控えて、早急に議論を進めて制度作りをする必要があります

ね。内容は下記の通りです。

『民主党は、医療・年金・介護などの社会保障制度の将来的な見直しや、その財源となる税制のあり方を一体的に議論する必要があるとして、藤井元財務大臣を会長とする新たな調査会の初会合を開きました。この中で、藤井氏は「この調査会は消費税の扱いも議論の対象になるが、税には国民の納得が不可欠だ。将来的にほかの党と調整を行う前に、まずは党の考えをしっかりまとめることが大事だ」と述べました。そして、会合では、急速な高齢化が進むなかで社会保障制度を持続させるため、負担と給付のバランスをどう図るかや、財源として、消費税率の引き上げを含め、どのような税制改正が必要になるかなどの検討を進め、年内に政府に対して提言を行うことを確認しました。』



doctor_b3 at 09:40|PermalinkComments(0)TrackBack(0)コンサルタント日記 
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