2012年06月20日

札幌市、心電図を救急車から伝送へ

 本日の読売新聞の記事です。急性の心疾患は一刻を争います。少しでも治療が遅れれば救命率に大きく影響します。今回の札幌市の取り組みは画期的で、救命率が向上するでしょう。こういった取り組みが全国的に広まることを期待します。内容は下記の通りです。


『一刻を争う急性心筋梗塞などの急性冠症候群(ACS)を発症した患者の状態を速やかに把握するため、札幌市は、救急搬送中の患者の心電図データを、救急車から受け入れ先の医師へ伝送する新システムを今月25日から導入する。
 病院到着前に容体を把握することで、治療開始が約7分短縮できるという。道内では初、政令市で3番目の導入。札幌市が19日発表した。
 市消防局によると、新システムでは、救急隊員が救急車内で心電図による精密検査を行い、携帯電話のテレビ電話機能を使って医師と会話しながら、検査結果のモニター画面をカメラに写し、容体を実況する。映像をもとに、医師は治療方法を事前に診断し、手術体制を整えることができる。
 循環器疾患の対策を考える札幌市ACSネットワークによると、これまでは病院搬送後に精密検査が行われていたため、7分前後のタイムロスがあった。ACSは発症後、治療までの時間が120分を超えると生存率が下がるとされる。通報の遅れを加味すると実質的な猶予は60分ほどと言われ、ネットワーク代表世話人を務める手稲渓仁会病院の村上弘則・心臓血管センター長は「7分の短縮は大きい」と期待を寄せる。札幌市内の20の医療機関に導入される。』(2012年6月20日 読売新聞)


doctor_b3 at 19:17│Comments(0)TrackBack(0)コンサルタント日記 

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