2011年01月08日

豪勢?岩手県の医師スカウト活動 医療現場に擁護とためらい

 本日の河北新報社の記事です。「うーん」という感じですね。私の経験からすると接待も状況、相手次第というのが実情でしょう。いずれにせよ、費用対効果で判断するしかないですね。結果が出ていない場合の責任も含めて支出基準を作るべきです。「他人の財布だから」という考えが一番よくないと思います。自分が事業主ならどうするか、結果が出た場合の報奨等も勘案するべきです。内容は下記の通りです。

『1人の医師の卵を11人で接待したり、医学生と一緒にカラオケに興じたり…。岩手県医療局の医師確保対策費で医師招聘(しょうへい)に使う旅費や懇談経費が、基準のあいまいなまま支出されている実態が明らかになった。豪勢にも見える“スカウト活動”に、医師不足にあえぐ医療現場からは「住民の命を守るためには仕方がない」との声が上がる一方、飲食などのもてなしが果たして効果的かどうか、疑問視する意見も出ている。

◎宮古病院、無免許2人に40万円
 河北新報社が岩手県情報公開条例に基づき入手した資料によると、県内に21ある県立病院の2009年度分の旅費・懇談経費は、中央病院(盛岡市)の約163万円を最高に中部病院(北上市)約115万円、大船渡病院約100万円など。県全体で約1253万円が使われ、実際に招聘できた常勤の医師は10人だった。
 宮古病院の場合、40万円近い公金が無駄になった。医師免許がないにもかかわらず、医師と詐称したとして摘発された男女2人(逮捕の女性は後に起訴猶予)を大阪赤十字病院の医師と思い込み、招聘活動に励んだ。
 院長ら2人は09年12月18、19日、大阪を訪問し計19万6050円の旅費を使った。10年2月4〜6日には男女2人が宮古市を訪れ、旅費10万3440円とリゾートホテルの宿泊代4万円を支出。夜は市内のすし店で県医師支援推進室長、院長ら5人でもてなし、計5万1870円を支払った。
 こうした旅費・懇談経費について、医療現場では「県民の命を守るための必要経費」(ある病院関係者)と擁護する声が多い。09年4月に副院長らが医学生4人と行ったカラオケボックス代を支出した胆沢病院(奥州市)は「事務事業の推進上、特に必要と認められる懇談などに要する経費」と目的を説明する。
 ただ、病院によって使い方は異なる。08年度の場合、中央病院は旅費約110万円を支出したが、懇談経費はゼロ。約32万〜約68万円の旅費を使った胆沢、遠野、二戸各病院も懇談経費の支出はなかった。逆に大船渡病院は旅費がゼロだが、懇談経費だけで約67万円を使った。
 県北のある病院事務局長は「実際に招聘に結び付くかどうか分からない医師や学生に対し、公費でもてなすのにはためらいがある」と明かし、「職員が外部の医師や研修医と飲食する際は自費で支払うようお願いしている」と話している。』




doctor_b3 at 10:03│Comments(0)TrackBack(0)コンサルタント日記 

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