2014年10月24日

生活保護者に後発薬…「医療扶助費」圧縮へ

 本日の読売新聞の記事です。生活保護を受けられている方の医療費に充てる「医療扶助費」の見直しに関する記事なのでご紹介します。見直し案では、「医療扶助費」の中の投薬をすべて後発品に切り替えるということですが、医療扶助費に限らず、効用・安全性に問題なければ、一般の投薬も可能な限り切り替えて、無駄を削減し、難病の治療に関する新薬の開発に充てていくようにすれば良いのではないかと思います。内容は下記の通りです。


『財務省は、生活保護受給者の医療に充てる「医療扶助費」を2015年度予算編成で見直し、処方する薬を価格の安い後発医薬品(ジェネリック)に切り替えることで約500億円の圧縮を図る方針を固めた。
 27日の財政制度等審議会(財務相の諮問機関)で見直し案を示し、厚生労働省との折衝に入る。
 生活が困窮している人に支給する生活保護費は12年度で約3・6兆円に上り、受給者は最多の約216万人(昨年10月末時点)に達している。受給者の医療にかかる費用は公費である医療扶助費で全額負担される。12年度は1・7兆円で、生活保護費の約半分を占めた。
 後発医薬品は、特許切れの医薬品と成分や安全性が同等で、値段が安いのが特徴だ。現在、医療扶助の対象では48%しか使われていないが、財務省は全て後発医薬品に切り替えることで、医薬品にかかる費用を920億円から420億円程度に圧縮できると試算している。』


doctor_b3 at 09:36|PermalinkComments(0)TrackBack(0)コンサルタント日記 

2014年10月03日

在宅ホスピスなど投資 地銀5行の医療・介護ファンド第1陣

 本日の日本経済新聞の記事です。横浜銀行や福岡銀行など有力地銀5行が医療・介護などヘルスケア産業への育成・支援を目的としたファンドの設立に関する記事なのでご紹介します。医療や介護の分野でも、拡大やサービスの充実には、金融機関の支援が不可欠です。今回は、ファンドという今までには少ない事例ですが、融資と違って、中長期的に育成・支援できるメリットがあります。こういう取り組みが全国に広がることを期待します。



『横浜銀行や福岡銀行など有力地銀5行が共同で設立した医療・介護などヘルスケア産業に投資するファンドの第1陣が明らかになった。自宅で終末期ケアを受けられる在宅ホスピスの楓の風(東京都町田市)と、高度なリハビリを受けられるデイサービス事業者のYOU(東京・豊島)に出資する。医療機関や介護施設では提供しにくいサービスを育成するため、設備投資資金を供給する。
 3日に発表する。「地域ヘルスケア産業支援ファンド」は横浜、福岡、常陽、千葉、西日本シティの有力地銀5行が約20億円拠出し、地域経済活性化支援機構が運営している。今回の投資は普通株や優先株を通じた出資で、融資と違い中長期的に成長支援できると判断した。投資額は非公表。
 第1陣に内定した楓の風は、自宅で人生の終末期を迎えたい患者向けに、看護師を派遣する訪問介護事業などを展開する。増資で得た資金はサービス地域の拡大に向けた拠点の増設や、看護師を確保する費用に充てる。
 YOUは埼玉県や千葉県で病院などを経営する富家(ふけ)グループが今春、立ち上げた会社。後遺障害が残るなどで自宅療養を余儀なくされた人の自宅近くに、理学療養士によるリハビリサービスを受けられる施設をつくる。10〜20の派遣拠点を開く資金に充てる。』


doctor_b3 at 12:15|PermalinkComments(0)TrackBack(0)コンサルタント日記 

2014年09月19日

健保料 健康なら安く 厚労省が新制度、医療費抑制狙う

本日の日本経済新聞の記事です。厚生労働省が新たに創設を企画する公的医療保険制度についての記事なのでご紹介します。この制度では、健康な人とそうでない人で、健康保険料に差をつけるというものですが、導入には様々な課題があり、議論が必要に思います。実現すれば、少しはメリハリのついた制度になる気はしますが、果たしてそうでしょうか。内容は下記の通りです。



『厚生労働省は特定健診(メタボ健診)の数値が改善した人などを対象に公的医療保険の保険料を安くする仕組みを作る。健康づくりに励んでもらうきっかけにする。糖尿病などの生活習慣病にならない人を増やして医療費の伸びを抑えたいと同省は期待している。
 厚労省は審議会を開いて新しい制度の仕組みを19日から議論する。来年の通常国会に保険料を安くできる法案を提出する。健康保険組合側のシステム対応が必要なため、2016年度以降に実施する健保が多そうだ。
 対象は大企業の健康保険組合、自営業らの国民健康保険、中小企業の全国健康保険協会(協会けんぽ)で、各健保が希望すれば保険料を安くする仕組みを導入できる。今の仕組みでは、健康保険組合の加入者は健康な人もそうでない人も同じ保険料率となっている。
 メタボ健診で血圧、血糖などの数値が良くなった人が候補となる。もともと健康な人は数値の改善が難しいので、代わりにお金やスポーツクラブの利用券などの給付を検討する。例えば、1年間病院に行かなかったら1万円分を支給する方法などが考えられる。
 メタボ健診を受けない人の保険料は変わらない。お金や利用券の給付も受けられないようにして、メリハリをつける。』



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